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トラウマという言葉の意味について

「トラウマ」という、言葉があります。私の知識では、フロイトが採用し、新たな意味付けを行った言葉、と理解しているのですが、現代社会では、そのフロイトとは、全く異なった意味で使用されているようです…。言葉の変遷は、時代と共に仕方のない側面はあるのでしょうが、余りにの違いに、暴力以外の何物でもない印象を受けます…。
しかし、内田樹(たつる)さんの「ためらいの倫理学」を読んでいると、
「『トラウマ』とは、フロイトが教えてくれるように、『私』には記憶されておらず、それゆえ『私』の言語では記述され得ず、『私』による解釈を逃れるものである」
と解説しています。まさに、私の知識に一致する説明です。
内田さんは、この解釈をショシャーナ・フェルマンの言葉によって、その精神を吹き込まれたようです。同書にフェルマン女史の引用があります。
「トラウマとは、思い出すことのできない記憶であるが故、それを『告白』することも、また出来ない。」
まさに、私の言語知識と一致します。
このように、現代の暴力に屈しないで、原初の意味を引き継いでいる人がいることを、本当に嬉しく思います。

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権力機関への権力強化について、

児童虐待などの問題で、児童相談所、警察などの権力強化が叫ばれていますが、これは過去の治安維持法をはじめとした、国家権力の暴力を強化する働きになる、と危惧されます…。
千葉県野田市の問題も、1つの可能性として、児童相談所の介入があったからこそ、子供が死ぬまでに至った可能性も、否定はできない…。
これまでの同様な問題についても、児相の介入が理由で、子供の死に至ったであろう経緯を、感じつことは多々ありました…。児相職員の誤った介入やイデオロギー的態度が、子供を殺したのだ…。
小沢牧子さんなどの意見や指摘を、今こそ、もっとしっかりと反省的に捉えるべきでしょうか…。
近年の大衆の感情に迎合した立法、司法の動きは、全て哲学的問い掛けを無視した、表層にある現象だけを見た、軽率な判断という、大衆の動きそのものとしか感じられません…。
権力の集中や強化が、どのような解釈を齎し、やがては、どのような暴力に繋がっていくのか、歴史が証明していると思われるのですが…。
備忘録として、記しておきます。

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日本産婦人科感染症学会について

川名尚医師が理事長を務めていた日本産婦人科感染症学会ですが、昨年7月に神戸大学の山田秀人教授が、新たに理事長として就任されました。
その山田新理事長になって、初めての学術集会が2019年5月25日、26日の宮崎県宮崎市で開催される予定です。学術集会長は鮫島浩先生のようです。

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いじめ被害者について3

1の頁でも書きましたが、昨今のいじめ被害者について、カウンセラーなる立場の人々の助言の1つとして、「あなたは悪くない」という言葉があります。この言葉が持つ意味とは、一体何でしょうか?
「あなたが悪くない」は、元々は、被害者が「自分が悪いから、いじめられるんだ…」という自己否定から解放させるために、投げ掛けた言葉かと想像されます。
つまり、この言葉が目的ではなく、まず、いじめられたのは私のせいなのだ、と言う自己否定を消し去る目的だった様に、私には感じられます。つまり、いじめ加害者と、対等な権利関係を主張するスタートラインに立つのが、目的だった様な気がします。
その意味であれば、この言葉は、いじめ関係を解決する効力を持たない、と判断されます。
そもそも、いじめ関係は、「悪い」「悪くない」という評価では解決しない様な気がします。寧ろ、被害者の心の中で「自分は悪くない。相手が悪いのだ」という言葉が繰り返される事で、被害者はより冷静な分析的態度を失い、意識を硬直化させる様な気がします。
勿論、いじめに遭っている期間は、被害者以外には、想像を絶する程に苦しい期間かと想像されます。だからこそ、その期間を脱するためにも、「悪い」「悪くない」の評価ではなく、事実の分析に目を向ける必要があるのではないだろうか、と言う気がしてなりません。

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いじめ被害者について2

1に続いての2になります。

いじめは、いじめ行為をする人(加害者)が、いじめ行為を実行する事によって、初めていじめが行われます。なお、ここで「いじめ行為をする人」とは、周囲の傍観者は含みません。飽くまでも、行為の直接な実行者のみを指します。

処で、行為者は、何故いじめ行為を実行するのでしょうか? その直接的な理由は何なんでしょうか? そうして、その行為が長期化、凶悪化する直接の理由は何なんでしょうか?

いじめ行為者には、よく生育歴や心理的背景などが指摘されますが、今ここでは、それは問題にしません。飽くまでも、行為者Aと、いじめ被害者(被行為者)Bとを、いじめによって結ぶ直接の理由だけを、問題とします。

私自身は、小学校~高校までの期間に、長期化・凶悪化するいじめ行為当事者になった事はなく(長期化・凶暴化しない、いじめ行為当事者になった事はあります)、剰え時代が30~40年も遡るとあっては、今の時代のいじめとは、行為そのものも大きく異なる所もあるでしょうから、中々実体験に即して理由を想像する事は六ずかしいのですが…。

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